「久しぶりにいろんな作家さんと飲みたいね」という話になったが、
- 地方に住んでいる作家さんが増えたこと
- コロナ禍で忘年会や新年会というイベントが消失している
- オンラインでの打ち合わせが普通になった というところで、「ちょっと飲みに行こうぜ〜」ができるのは、上京済みの人だけであった。そしてイツメンに収縮していった。
コロナ禍で新しい人間関係を作る
外出自粛が続いていた期間に「新しい人脈」を作るのはめちゃくちゃ大変だった。 だいたいの人が「既存の人間関係の強さを消費」する形で、DiscordやLINE、もしくはTwitterのスペースなどを利用していた。
「ノンバーバルコミュニケーション」の重要さ
企業同士やパリピの間では、カメラをオンにした通話がそれなりに行われるが、
まんが家同士で通話する場合大抵の場合カメラがオフになっている。
この際のメリットとデメリットはだいたい以下のような感じ。
メリット
- 顔や外見を知られないのでプライバシーを保護できる
- 外見に基づいた先入観をなくせる、話し方や会話の内容で判断される
- なにか話題があった時にその場でURLを共有する等で、話を広げやすい
デメリット
- ノンバーバルコミュニケーションが欠如するため、話し方で印象が決まる
- 言葉選びに失敗すると誤解の可能性が生まれる
- 聞き取りやすさが音質に依存する
これ、「すでに人となり知っている人」と会話をするなら、何か間違ってたりミスを犯しても「多分こういうことだよね?」と脳内補完ができるが、
初めて話す人や、あまり話したことない人だとその補完ができないので、言葉選びをミスった時点でかなり不利。
対面だとちょっと口の悪い冗談を言っても、ある程度表情でガチなのかネタなのか区別をつけられるんだけど、オンラインだとそこが難しい。
例えば最近多いのだと、ポリコレに関係するジョークとかね。(ポリコレをネタにしたジョークにしているのか、マジでポリコレを嫌っている差別主義者なのか判別しづらいネタもある)
真面目な話、最近話題になっていること以外でのマイノリティとかも普通にいらっしゃるんで、ジョークなのか判別つかないと怖いことって結構あるし。
ちょっと前だと、日韓ハーフ(名前は日本人だし日本育ち)の人が、中韓差別ジョークみたいなのに遭遇してる場面を見て、内心で「すげえ!地雷を走ってる!」なんて思ったりしたんだけど、
これもノンバーバルな身動きとかが見れたらちゃんとジョークとして成立したのかもしれんしね。(酔ってたりするとか、なんか元気なさそうとかね)
なのでかなり敬語を強いられたり、ちょっと突っ込んだことをいいづらいというのはありそう。
Twitterもヤバそうだし、若干対面のコミュニケーションに回帰していくのはありそう
そもそもTwitterで活動するのがリスクみたいになりつつあって、炎上もそうですが仕様変更で見てほしいコンテンツが届かなかったりとかして、すごいやりづらくはなってる。
あとSNSをコミュニケーションのメインにしちゃうと、「飲みに行ってみんなで弱音吐いたり文句言ったりする」というストレス発散をオンラインでそのままやっちゃって、
SNS上で毒吐いたり言わんほうがいいようなこと言ったりするのもある。
まあなんか今までは「リアルが表でTwitterがウラ」だったけど、それも逆転しちゃってるから、
TwitterはTwitterで当たり障りない感じにしといて、ネガティブはリアルで、ノンバーバルコミュニケーションができる人に言うとかで、少し回帰が始まるんじゃなかろうか?と思っています。
それはそうとして飲みに行こうぜ
ぼくはビール党なのですが、最近はワインに興味があるので、ワインに詳しい人いたら教えてください!!!